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ひふみ神示 2_下つ巻 第35帖 何もかも持ちつ持たれつであるぞ、臣民喜べば神も喜ぶぞ、金では世は治まらんと申してあるのにまだ金追うてゐる見苦しい臣民ばかり、金は世をつぶす本ぞ、臣民、世界の草木まで喜ぶやり方はの光のやり方ぞ。臣民の生命も長うなるぞ、てんし様は生き通しになるぞ、御玉体のままに神界に入られ、またこの世に出られる様になるぞ、死のないてんし様になるのぞ、それには今のやうな臣民のやり方ではならんぞ、今のやり方ではてんし様に罪ばかりお着せしてゐるのざから、この位不忠なことないぞ、それでもてんし様はおゆるしになり、位までつけて下さるのぞ、このことよく改心して、一時も早く忠義の臣民となりて呉れよ。八月の三日、ひつ九の
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霊界物語 61_子_讃美歌1 21 神花 第二一章神花〔一五七一〕 第二〇二 一 掟を忘れ村肝の心のままに世を過ごす 汚き身魂となりにけり恵みの深き父母に 逆らひ背く子の如く誠の神の御恵みを 忘れてもとの故郷の永遠の住所を捨てにけり あゝ惟神々々今悔いまつる吾罪を 赦させ玉へと願ぎまつる。 二 虎狼や獅子熊の咆え猛るなる岩山や 荒野を洩れず相尋ね飢渇きたる人の子を 劬り抱きて大神の永遠にまします神国へ 進ませ玉ふ瑞御魂仰ぎ敬へ只管に 命の守は外になし。 三 パリサイ人が吾罪を教の主に負はせつつ その身の安きを祈る折憐れみ給ひて瑞御魂 千々に心を砕きつつ平安と栄光を与へむと 仇なす身魂を守りますその御恵みは海よりも 深きを思ひ明らめて夢にも忘るる事なかれ 神の愛には限りなし人の愛には限りあり。 四 厳の御魂の御教を朝な夕なに畏みて 百の艱難を打忘れ日毎夜毎に現世を 楽しく清く送るべし神は愛なり力なり 愛と力と充ちませる命の主に身も魂も あななひまつれよ人の子よ神は汝と倶にあり 神は無限の力なりあゝ惟神々々 御霊幸ひましませよ。 第二〇三 一 皇神の御赦しなくば現世の 身も魂も亡び行くべし。 二 此儘に吾魂を此儘に 救はせ玉へ神の御国に。 三 罪ばかり身に重なりて功績は なけれど神は恵ませ給ふ。 四 御恵みを得べき身魂にあらねども 命を玉へ神の御名に。 五 大神業仕へまつらむ身魂ぞと 守らせ玉へ瑞の大神。 第二〇四 一 百の艱難に驚きて瑞の御霊を捨て去りし 醜の身魂の行末は浮かぶ瀬のなき涙川 御旨をなみし御恵みを拒みて逃ぐる人草の いとかたくなな魂を黄金の鎚を打振ひ 砕かせ玉へと願ぎまつる頑迷不霊の魂を 黄金の鎚もて打砕き平安と栄光に充ち足らふ 神の言葉に従ひて五六七の御代の神業に 身もたなしらに仕へ行く珍の柱となさしめよ。 二 御目に溢るる涙もて知らずに犯せし罪なれば 直日に見直し宣り直し許させ給へ厳の神 瑞の御霊の麻柱に。 三 栄光つきせぬ天津国光りの園の訪れを いと平けく安らけく知らしめ玉へと願ぎ奉る。 第二〇五 一 許々多久の罪を悔いたる吾魂を 赦させたまへ厳の大神。 二 朝夕に罪をば詫ぶる吾乞ひを 憐れみたまへ瑞の大神。 三 身の罪の重きに朝夕咽びつつ 不断祈りを赦させたまへ。 四 吾罪の只一つだに贖はむ 術なき身をば憐れみたまへ。 五 罪穢亡びの道に遠ざかり 神国に上る魂ぞ畏き。 第二〇六 一 御心に背きまつりし吾魂の 進み得べきや神の大前。 二 罪科に包まれ亡ぶ吾魂を 甦へらせよ瑞の大神。 三 虫族も命を玉ふ皇神よ 罪の此身を赦させたまへ。 四 偲ぶだにいと恐ろしき吾罪を 赦すは主の力なるかも。 五 戦きて御前に平伏す罪の身も 希望を賜ふ瑞の大神。 第二〇七 一 咽び泣く悔悟の涙を乾かせて 身を照します神ぞ尊き。 二 御恵みの涙の川に身を浸し 世を清め行く主ぞ尊き。 三 如何にせむ人の心の薄衣 浮世の風を凌ぐ術なし。 四 破れたる衣の袖を翻し 命を賜ふ時は来にけり。 五 飢渇き亡び行く身を憐れみて 生命の清水与へ給ひぬ。 六 仇人の手にも足にも口づけて 親しみたまふ瑞の大神。 七 渡されて獄舎の中に苦しみつ 世人を恵む厳の大神。 八 夜深く肌も寒けき獄舎にて いと暖かき道宣り給ふ。 九 梅の花一度に開く時来ぬと 叫び給ひし御祖ぞ畏き。 一〇 許々多久の艱難苦しみ悟ります 教祖の教尊し。 一一 死の艱み黄泉の苦しみ悉く 祓ひ給ひぬ生言霊に。 第二〇八 一 思ひまはせばまはす程吾身の深き罪科を 知らずに友の諌止をば心になみし嘲りて 真心こめての祈りをば笑ひ罵り皇神の 御旨に背きまつりたる吾身の罪ぞ恐ろしき 友の心の有難き。 二 雲霧深く包みたる心の闇にさまよひて 吾魂は曇りはて厳の光に遠ざかり 知らず識らずに百の罪犯せし事も咎めずに 玉の御手をばさし伸べて明きに導き給ひたる 大御恵ぞ有難き道の光の畏けれ。 三 罪の淵瀬に陥りてとまる瀬もなく漂よひし 孱弱き身魂を皇神は憐れみまして玉の手を のべて命を玉ひけりいや永久の歓喜と 平安を来す嬉しさは天地に譬ふるものもなし あゝ惟神々々神の恵みの有難き。 第二〇九 一 涙は雨と降り濺ぎ雷空に轟きて 水瀬は溢れ住家をば吾身と共に流すとも 赦されまじき吾罪を千座の置戸の御徳に 洗はせ玉ふ有難さ慎み感謝し奉る。 二 心を千々に砕きつつ朝な夕なによき業を 励みて神に仕ふとも大御恵の万分一 如何で酬いむ惟神愛の御神の御手により 罪を洗はれ久方の神の御国に進むより 頼りも力もなかるべし如何に尊き御教を 朝な夕なに聞くとても誠の行ひなき時は 如何でか清めむ罪の身を。 第二一〇 一 誠の神の御旨をば悟りも得せず厳かな 奇しき神示を疑ひて吾身の力を頼みてし その愚さを今となり神の光に照されて 漸く悟り悔いにけり許させ玉へ厳御魂。 二 神より受けし身を忘れやがて朽つべき宝をば 貪り慕ひし恐ろしさ神の光に照されて 誠の宝の所在をば覚りて悔ゆる身となりぬ あゝ有難し神の教。 三 天津御空の神国にいや永久に咲き匂ふ 恵の花を他にして咲けば忽ち散り失する 物言ふ花の色や香に酔狂ひたる恐ろしさ 神の光に照されて今は悟りぬ且悔いぬ あゝ惟神々々いとも尊き神の教。 第二一一 一 限りなき神の恵はありとても 赦されまじと歎きてしかな。 二 皇神の御稜威をなみし且あざみ 背きまつりし心忌々しき。 三 玉の手を拡げて主は待ちたまふ いかで捨つべき迷はで来よと。 四 憐れみの涙に宿る月影は 瑞の御霊の姿なるらむ。 五 濁江の底にも月は御姿を 映して暗を照し玉ひぬ。 (大正一二・五・八旧三・二三北村隆光録)
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霊界物語 81_申_伊佐子の島の物語 15 厚顔無恥 第一五章厚顔無恥〔二〇四二〕 大奥に於けるエームス王とチンリウ姫の結婚式の余り荘厳なるに、乳母のアララギは俄にねたましく野心むらむらと起り、如何にもしてチンリウ姫のセンリウに酷似せるを幸ひ、悪計を捻り出し、うまうま姫を罠に陥れ、これを遠島の刑に処せしめしは、憎みても余りある奸佞邪智の曲者なりける。エームス王は姫の替玉とは知らず、贋物をつかまされ、チンリウ姫と深く思ひ込み、昼夜心を用ひて寵愛してゐる。アララギは、しすましたりと王妃となりしわが娘と、窃かに顔を見合はせ、舌を吐き出し微笑んでゐる。いよいよ結婚式は済み、十日を経たる月明の夜、殿内に於て重臣を集め、祝賀会を開かるる事となりぬ。 エームス王始め数多の重臣は、アララギの公平なる処置に感激し、各口を極めて讃辞を呈し、エームス王も亦、アララギの公平なる処置に感嘆の余り、一切万事を委託して殿内の総ての事務を処理せしめたれば、アララギの声望は旭日昇天の如く、彼が意に少しにても逆らふ者あらば、悉く手打ちにされ、投獄され、或は遠島の刑に処せらるるのおそれありければ、何れも恐れを為してアララギの事を口にする者なかりける。 祝賀の宴は開かれた。エームス王は立つて歌ふ。 『公の心を持ちて私を 捨てしアララギいそしかりける 最愛の吾子の罪を包まずに 島に流せと宣りし素直さ アララギの娘の事を思ひ出で われは憐れを催しにけり』 アララギは立つて歌ふ。 『吾王の御言葉畏しさりながら 国の掟を乱し給ふな 吾子とはいへど天地の罪人よ 依怙なき王は許し給ふな 吾娘国の宝を打ち破り 如何で其の罪逃るべしやは 吾王はよし許すとも国津神は この過ちを許すべきかは わが娘許さるる事あるならば われは代りて罪に服せむ』 王妃は歌ふ。 『二十年をわれに仕へしアララギの 公心を神は知るらむ 二十年の長き月日を育みし 吾子の罪をさばく雄々しさ センリウの罪重ければ何時までも かくれの島に閉ぢこめ置かむ 万死にも値するなる大罪を 許さむ掟我国に無し われは今聖の君に伊添ひつつ サールの闇を照らさむと思ふ アララギよ汝が清けき心もて わが政治補けまつれよ 男の子にも勝りて雄々しきアララギは サールの国の力なるかも』 アララギは歌ふ。 『ありがたしチンリウ姫の御宣言 たしに守りて違はざるべし 今日よりは百の司の上に立ち 王の政治を補ひまつらむ 吾王よ罪を造りしセンリウに 必ず心配らせ給ふな 血を別けし吾子なりとて許しなば サールの国の掟は乱れむ 王思ひ御国を思ふ誠心に 歎きの涙われはしぼらじ』 朝月は歌ふ。 『けなげなるアララギの君ましまして 王の御心照らし給へり チンリウ姫堅き心を和めつつ 今日の歓び招きし君はも チンリウ姫の崇高き御姿朝夕に 拝みまつりて国の秀をおもふ 若王はいと健かにおはしまして 御機嫌よきが嬉しかりけり さりながらかくれの島にやらはれし センリウ姫は悲しかりけり 大君の清き心に宣り直し 許させ給へセンリウ姫を』 アララギは、むつくと立つて歌ふ。 『わが王よ必ず許し給ふまじ 国の掟は厳かなりせば 朝月の司の言葉聞くにつけ われは御国の為に悲しむ』 夕月は歌ふ。 『過ちて国の宝をこはしたる センリウ姫は悲しき人かも 国の掟厳かなりとはいひなながら 無心の過ち許すべきかは 知らず知らず過ちし罪をきためなば かへりて国は治まらざるべし 夕月は生命をかけて吾王に センリウ姫の許しを願ふ』 王妃は歌ふ。 『朝月や夕月二人の言の葉は 宜よと思へど永久に許さじ 畏れ多くも国の宝を壊したる 罪に勝れる罪はなからむ いや古きサールの国の魂を 打ち砕きたる罪は重けれ 祖々の世より伝はる水晶の 花瓶を割りし憎き罪人 手に触るるさへも畏き御宝 打ち砕きたるセンリウ憎しも 吾生命あらむ限りは許すまじ 国の宝を砕きたる罪』 アララギは歌ふ。 『姫君の実にも明るき御宣言 サールの国の闇を照らさむ 夜の鶴焼野の雉わが御子を 思はぬものは世にあらじかし さりながら如何に吾子といひつれど この罪ばかりは許す術なし』 滝津瀬は歌ふ。 『アララギの君の雄々しき志 聞くにつけても涙こぼるる かくの如公平無私のアララギの たたす御国は安けかるべし たをやめの女ながらも鬼まさり 雄々しき君は国の光りよ 若王の朝な夕なの政治 補けて君は永久にましませ 常闇のサールの国も今日よりは 天津日の如輝き渡らむ 姫君はイドムの王の愛娘 さかしく雄々しく世に臨みますも やがて今イドム、サールの両国は 至治太平の御代と栄えむ 木田川の広き流れも今日よりは 澄みきり渡らむ姫の光りに 大栄の山の尾の上ゆ吹き下す 風暖かくなりにけらしな 虎熊や獅子狼のやからまで 王の恵みに伊寄り集ふも 有難き御代となりけりアララギの 司のいますサールの国原 時鳥雨になきたる国原も 今は隈なく晴れて清しき 大栄山樹海を渡る山風は これの館に涼しく渡れり』 山風は歌ふ。 『昔より例も知らぬこの国の 栄を見たるわれぞ嬉しき 野も山も緑の衣着飾りて サールの国を寿ぎ渡らふ さ緑の樹海を渡る山風の 涼しき心王は持たせり』 朝月は再び歌ふ。 『波の奥かくれの島に送りてし 姫の心を思へば悲し 畏れながら誠の姫に非ずやと わが魂はささやきて居り』 チンリウ姫は目に角を立てながら、言葉せはしく歌ふ。 『朝月のゐやなき言葉聞くにつけ わが魂は打ちふるふなり 朝月のゐやなき言葉をきためませよ 吾王われを愛しと思さば 似たりとはいへどもわれとセンリウは 貴賤尊卑の別あるものを』 エームス王は歌ふ。 『チンリウ姫の言葉は宜よ朝月の ゐやなき言葉われはとがめむ 朝月のかげは真白に薄れつつ やがて消えなむわが言の葉に 朝月の重き罪をば負はせつつ 人なき島に遠く流せよ』 ここに王命もだし難く、朝月は王と王妃の怒りにふれ、忽ち宴会の席上より全身を荒縄に縛られながら、大罪人として遠島の刑に処せられしこそ是非なけれ。 あはれ、朝月はチンリウ姫を疑ひし廉により即座に重き刑に処せられ、衆人環視の中を引立てられ、城外におびき出され、遂には島流しの憂目を見るに到れり。 エームス王、チンリウ、アララギはその後姿を打ち見やりながら、愉快げに微笑みつつアララギは歌ふ。 『明らけき王のさばきに朝月は 返す言葉もなかりけるかな 姫君を陥れむと朝月は 言葉かまへて乱さむとせし 天地の神のきためは眼のあたり 朝月今はかげだにもなし 我国の掟厳しくなさざれば やがて乱れむ上と下とに 吾王の正しき判決見るにつけ 末頼もしく思はるるかな』 チンリウ姫は、 『心地よき事を見るかなゐやなくも われをなみせし罪酬い来て わが前に疑ひあれば何事も 言挙げせよや直に判決かむ』 エームス王は歌ふ。 『木田山城の内外を乱し破らむと 謀みし曲は看破られたり 朝月は表面に誠を装ひつ 爪をかくせし虎なりにけり 曲神はわが館より追ひ出され 荒浪の上にただよふなるらむ チンリウ姫の身の上につき疑ひの 言葉出さば追ひやらふべし かくの如正しき姫を贋物と 疑ふやからの心は曇れる』 滝津瀬は歌ふ。 『われは今正しき判決を目のあたり 眺めて心戦きしはや 日月は空に照れども中空に 黒雲起りて地上にとどかず 黒雲を払ひ給ひしわが王の 清き判決は尊かりけり 御姿崇高くいます姫君を 疑ふ司の心あやしも』 山風は歌ふ。 『かくの如明るき姫に疑を かくる心は曲津なりけり わが王と姫の命に服従ひて 身も魂も千代に仕へむ アララギの君の明るき魂を われは力と謹み仕へむ』 これより木田山城内はアララギが権威を振ひ、奸佞邪智の輩を重用し、正義の士は悉く難癖をつけ、或は殺し、或は流し、或は牢獄に投じければ、悪人益々跋扈して、サールの国内各所に暴動勃発し、怨嗟の声は山野に満ち、国家の危き情勢を馴致したるぞ是非なけれ。 ここにチンリウ姫は、乳母アララギの奸計にかかり、吾子のセンリウと強ひられ、且つ国宝破壊の罪を負はされ、かくれ島に流されけるが、この島は夕さり来れば荒浪の為に全島没し、これにある人畜は溺死するといふ魔の島なりけり。アララギは奸計の発覚をおそれ、特にこの島に主人のチンリウ姫を送らせたるにぞありける。又朝月は王の怒りにふれて、かくれ島より約五十哩ばかり沖にある荒島といふ岩石のみにて固まりし一孤島に捨てられ、歎きの月日を送りつつ魚介を餌食として、天の時を待ちゐたりける。 アララギの悪しき謀計に乗せられて チンリウ姫は流されにけり 朝月も亦アララギの計略に 荒島さして流されにけり 悪神は一度は花咲き栄ゆとも 時の到ればもろく亡びむ。 (昭和九・八・一四旧七・五於水明閣林弥生謹録)
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大本神諭 神諭一覧 明治33年旧8月6日 明治三十三年旧八月六日 艮の金神の筆先、末代名の残る筆先であるぞよ。昔からの因縁、化けて世界へ聞して与るが、是れ丈日本の国が悪く為るのを、誰一人気の附くものが無いやうな事に成るのは、外国人に自由に服りて居るからで在るぞよ。日本の国が悪く化りて、神の住居が出来ぬやうな畜類の世、強いものが覇張りて、我れさえ好けりや親兄弟とでも公事を致すやうな、悪道な世に成りて居るが、此んな世で万劫末代続きは致さんが、此れと申すのも此の世を持ちて行かねば成らぬ神を、押込めて了ふて居るからであるぞよ。神が蔭から見て居れば、内地雑居と云ふやうな許可を制定して、神が苦労を致してこしらへた国を、畜生の自由に為られて、尻の毛まで引き貫かれて、行きも戻りも成らぬ事が出来るが、此難渋が出て来る事が判りて居るか。先の戦争も今度の戦ひも、日本の人民の力で何も出来たやうに思ふて居るのか。コレが判らんやうな事では、神が許さんぞよ。先戦も勝ち今度も勝ちて、エライ御手柄で結構で在るが、ドウして此の小さい国が人民の力で勝ちたと思ふて居るか。何程幸運が良くても神が守護な、此の小さい国は、人民同志で外国と戦ひ致しても一コロじゃ。ソレが判らんようでは、是れからの戦ひは、一旦は日本の国が危ぶない所迄行く程きつく成るぞよ。神の手伝ひが判らんと、日本の兵は気の毒が在るぞよ。戦争中には変な人が手伝ふて御座ろうがな。人の力ばかりと思ふて居ると、目覚しの為の戦、ドコへ飛沫が致さうも知れんぞよ。人民は今さえ好けりゃ、何時迄も平和が続く様に思ふて、先途の事は何も見えぬ、世界は今治まった様でも、仕組が致して在る事で在るから、ナンドキ何が起ろうやら判らんから、神界の消息の判りた御方から、其の用意を致して下されよ。先途の見え透く、申した事の違はん艮の金神、世界救助の為に気を附けるぞよ。屠裂れたとて、タタキ潰されたとて、微躯とも致さん神、世界から何と申しても、一寸も応へは致さんぞよ。今は世の変り目で、善悪の境界の所で在るから、此の御用は誠に辛い事で在れども、変らぬ心で神にすがりて居りて下さりたら、誠の人は判るぞよ。今では世界が曇りて居るから、何結構な事を申して聞かしても、やう判けんから、出口直に筆先に書かせ置くから、前途に成りたら違ひ無く出て来るので在るぞよ。今の人民は我欲斗りで目の前の欲が強いから、思う事が皆罪ばかり、世界の事物が一ツも成就せずに、何時に成りても乱れ勝ちじゃぞよ。皆天地へのオソレで斯う成るので在るぞよ。天地の神の思ひが判らんと、世界に誠の事が出て来んから、夫れで世の立替の御用は、神の苦労が判る様に成らんと、誠の神の用には使はれんぞよ。教祖教主の気苦労を助[*底本では「たす」ではなく「す」]ける位ひでないと、誠の神徳は頂けんぞよ。神は心丈けの報酬より与らんぞよ。教親は喉から血の出る程気苦労を致して居るが、其の心も判らいで、まだ其の上に教親を悪く申してでも、自分さえ好れば良いと云ふ様な心では、ナカナカ此の神は腹の中まで見貫かぬと、誠の御用は為せんぞよ。一寸とした試金石に遭ふて信仰を止める様な浅い心の器は、到底力に成らんから、ソレじゃと申して今度は力に成る身魂を揃へねば成らんから、神も中々気苦労を致すぞよ。此の気苦労の判りたものが誠の力に成るのじゃぞよ。余り大望な事を用命せるので、出口、上田の胸の中は辛いぞよ。化かして御用を命せて居れば、教親を見下げて、教親に不調法がありたら、我が大将に成りたいと云ふ様な精神の者が在るが、ソンナ者は神が夫れだけの応酬を命すぞよ。教親を敬ふ心なれば結構が出来るし、初発から鏡が出して在るが、いづれは善し悪しの身魂を整理ぞよ。皆心得て下され、筆先に別けて見せるぞよ。誰一人失意逆境には落さぬ神、信心致せば夫れ夫れ霊徳丈けの天慶は与るぞよ。何と申すも、世の立替と云ふ大きな事であるから、取次役員にも判らん様な事であるから、皆御苦労で在れど、実地の神が何も知らすから、御安心して下されよ。