あらしの
中の
捨小船ぞ、どこへ
行やら
行かすやら、
船頭さんにも
分かるまい、メリカ、キリスは
花道で、
味方と
思うた
国々も、
一つになりて
攻めて
来る、
梶も
櫂さへ
折れた
舟、
何うすることも なくなくに、
苦しい
時の
神頼み、それでは
神も
手が
出せぬ、
腐りたものは
腐らして
肥料になりと
思へども、
肥料にさへも ならぬもの、
沢山出来て
居らうがな、
北から
攻めて
来るときが、この
世の
終り
始めなり、
天にお
日様一つでないぞ、
二つ
三つ
四つ
出て
来たら、この
世の
終りと
思へかし、この
世の
終りは
神国の
始めと
思へ
臣民よ、
神々様にも
知らすぞよ、
神はいつでも かかれるぞ、
人の
用意を いそぐぞよ。
八月二十四日、

の
一二か
三。
No.: 95