凸凹あるから
力あらはれるのぞ。
凸凹あるため、
善のみでも
呼吸し、
又真のみでも
呼吸するのであるぞ。
偽善者も
真を
語り、
真を
伝へ
得るのであるぞ。
愛を
云ひ
得るのであるぞ。
幽界と
申すのは
凸凹のうつしの
国と
申してあらうがな。
地獄ではないのざ。
仙人は
幽界に
属してゐるのざと
聞かしてあらうが。
取違ひして
御座るぞ。
愛は
真と
和して
愛と
生き、
真は
愛と
和し、
愛によって
真の
力現はれるなれど、
愛のみでも
愛であるぞ。
真のみでも
真であるぞ。
只はたらき
無いのざ。
能ないもの
力ないぞ。
喜びないぞ。
喜びないもの
亡びるのざ。
入らねば
悪となるぞ。
能なきもの
罪ぞ。
穢れぞ。
善と
悪と
二道かけてならんぞ。
理は
一本と
申してあらう。
悪は
悪として
御役あるぞ。
悪と
偽りの
中に
悪の
喜びあるぞ。
善と
悪の
二道の
中には、
二道かけては
喜びないぞ。
喜びないもの
亡びるのざ。
御役の
悪とは
悪と
偽りの
悪であるぞ。
悪と
善との
二道かけての
悪でないぞ。
心せよ。
悪は
悪にのみ
働きかけ
得るのであるぞ。
善に
向って
働いても、
善はビクともせんのぢゃ、ビクつくのは、
悪に
引込まれるのは、
己に
悪あるからぞ。
合せ
鏡と
申してあらうが。
悪の
気断ちて
下されと
申しておらう。
心の
鏡の
凸凹なくなれば
悪うつらないのざ。
悪はなきものぞ。
無きとは
力無きことぞ。
悪あればこそ
向上するのであるぞ。
悔い
改め
得て
弥栄するのであるぞ。
人間の
能あるのざぞ。

を
忘れてはならん。
一月二日
No.: 615