春とならば
萌出づるのざぞ、
草木許りでないぞ、
何もかももえ
出づるのぞ、
此の
方の
申す
事譬でないと
申してあろが、
少しは
会得りたか。
石もの
云ふ
時来たぞ、
此の
道早く
知らして
呉れよ、
岩戸は
五回閉められてゐるのざぞ、
那岐、
那美の
尊の
時、
天照大神の
時、
神武天皇の
時、
仏来た
時と、
大切なのは
須佐之男神様に
罪着せし
時、その
五度の
岩戸閉めであるから
此の
度の
岩戸開きはなかなかに
大そうと
申すのぞ。
愈々きびしく
成ってきたが
此れからが
正念場ざぞ、
否でも
応でも
裸にならなならんぞ、
裸程結構なもの
無い
事始めて
会得りて
来るぞ。
十二月一日、
一二 
。
No.: 214