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第14帖)
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この
道
(
ミチ
)
分
(
ワカ
)
りた
人
(
ヒト
)
から
一柱
(
ヒトハシラ
)
でも
早
(
ハヨ
)
う
出
(
デ
)
てまゐりて
神
(
カミ
)
の
御用
(
ゴヨウ
)
なされよ。どこに
居
(
オ
)
りても
御用
(
ゴヨウ
)
はいくらでもあるのざぞ。
神
(
カミ
)
の
御用
(
ゴヨウ
)
と
申
(
モウ
)
して
稲荷
(
イナリ
)
下
(
サ
)
げや
狐
(
キツネ
)
つきの
真似
(
マネ
)
はさせんぞよ。この
道
(
ミチ
)
はきびしき
行
(
ミチ
)
ざから
楽
(
ラク
)
な
道
(
ミチ
)
なのぞ。
上
(
カミ
)
にも
下
(
シモ
)
にも
花
(
ハナ
)
さく
世
(
ヨ
)
になるのざぞ、
後悔
(
コウカイ
)
は
要
(
イ
)
らぬのざぞ。カミは
見通
(
ミトオ
)
しでないとカミでないぞ、
今
(
イマ
)
のカミは
見通
(
ミトオ
)
しどころか
目
(
メ
)
ふさいでゐるでないか。
蛙
(
カエル
)
いくら
鳴
(
ナ
)
いたとて
夜
(
ヨ
)
あけんぞ。
赤児
(
アカゴ
)
になれよ、ごもく
捨
(
ス
)
てよ、その
日
(
ヒ
)
その
時
(
トキ
)
から
顔
(
カオ
)
まで
変
(
カワ
)
るのざぞ、
神
(
カミ
)
烈
(
ハゲ
)
しく
結構
(
ケッコウ
)
な
世
(
ヨ
)
となりたぞ。
九月
(
クガツ
)
二十三日
(
ニジュウサンニチ
)
、ひつくのか
三
(
ミ
)
。
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